殻を剥くことこそカニを食べる時の醍醐味

殻を剥くことこそカニを食べる時の醍醐味

私はカニは大好物なのですが、めったに食べることはなく、冬の鍋の時期でしか食べることはありません。
というのもカニは値段が少し高いので、頻繁に購入することができないからです。
なのでカニを食べるのは年に数回程度、しかも冬の中ごろの間の時期だけです。

 

もう少し値段が安くなれば毎日とは言いませんが、もっと食べられる機会が増えるのになと思います。

 

そしてカニを食べる時は、もう食べるというよりも何かの作業をしているような気分になることがあります。
というのも家族全員が黙々とカニの殻を剥き、中から身を取り出すことに熱中しているからです。
私はこういったとき内心、おいしいものを食べる時には、それなりの苦労をするからこそよりいっそうおいしく感じるものなのだと思います。

 

ごくたまにカニの身だけを取り出して売っていることがありますが、やはりどこか物足りないような気がしてきます。
カニは殻を剥くのが面倒だと言う人もよくいますが、その殻を剥く行為が醍醐味なのです。

 

カニを食べた後はそこらじゅうに殻や飛び散った身が散乱していますが、我が家ではそれこそが冬の鍋の季節の風物詩なのです。

 

タラバガニや毛ガニ、ズワイガニなどといろいろ種類がありますが、私はタラバガニが一番好きです。